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米スプリントとTモバイル、合併条件を修正 4月1日の完了目指す

[20日 ロイター] - ソフトバンクグループ9984.T傘下の米携帯通信4位スプリントS.Nと同3位TモバイルUSTMUS.Oは20日、新たな合併条件で合意したとし、合併手続きを4月1日にも完了する計画を明らかにした。

 2月20日、ソフトバンクグループ傘下の米携帯通信4位スプリントと同3位TモバイルUSが新たな合併条件で合意に近づいている。2018年4月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

新たな合意では、Tモバイルの親会社ドイツテレコムDTEGn.DEが統合会社の約43%を保有する。当初案では42%未満となっていた。ソフトバンク9434.Tの保有比率は当初案の27%から約24%に低下する。残りは一般の株主が保有する。

ソフトバンクは、合併で取得するTモバイル株約4880万株を取引完了直後に新会社に譲渡することで合意。株式交換比率は当初のTモバイル株1株につきスプリント株9.75株から同11株に変更となる。

ソフトバンク以外のスプリント株主は、当初の交換比率でTモバイル株を受け取る。

ソフトバンクは譲渡分について、新会社の株価が節目水準を達成した場合、再発行を受けることができるが、両社は詳細には言及しなかった。

両社の合併条件変更については、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が先行報道していた。

ニューヨーク州南部地区連邦地裁は11日、スプリントとTモバイルの合併を認める判断を示した。ニューヨーク州やカリフォルニア州などの司法長官が、両社の合併は競争を妨げ、値上げにつながるとして合併差し止めを求めていたが、これを退けた。

ニューヨーク州は16日、両社の合併差し止めを求めて起こした訴訟を取り下げ、合併を認める連邦地裁の判断に控訴しない方針を表明した。

ドイツテレコムのティム・ヘットゲス最高経営責任者(CEO)は19日、合併は手の届くところにあり、米国市場で先行するAT&TT.NとベライゾンVZ.Nとのバリュエーションギャップを埋めるため攻勢に出ると語った。「新しい」Tモバイルの市場価値は約1200億ドルになり、AT&Tの2740億ドル、ベライゾンの2420億ドルに比べ見劣りしているとし、「この差を大幅に縮小することができない理由は見当たらない」と述べた。

スプリントの株価は引け後の時間外取引で5%上昇し、9.95ドル。Tモバイルは1.5%安の98ドル。

*内容を更新しました。

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