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スプリント・Tモバイル合併、ソフトバンク取締役会が疑問=関係筋
2017年10月30日 / 19:40 / 18日後

スプリント・Tモバイル合併、ソフトバンク取締役会が疑問=関係筋

[30日 ロイター] - ソフトバンク(9984.T)の取締役会は、傘下の米携帯電話大手スプリント(S.N)と米同業TモバイルUS(TMUS.O)の合併について、統合後企業の経営権を失うとの懸念から、疑問を示している。

 10月30日、ソフトバンクの取締役会は、傘下の米携帯電話大手スプリントと米同業TモバイルUSの合併について、統合後企業の経営権を失うとの懸念から、疑問を示している(2017年 ロイター/Issei Kato)

関係筋が30日、ロイターに明らかにした。

ソフトバンク取締役数人が27日、孫正義社長に合併について再考するよう求めたという。同筋によると、孫氏も取締役会メンバーらと懸念を共有しているもよう。

日経新聞は、ソフトバンクが31日にもTモバイル親会社のドイツテレコム(DTEGn.DE)に交渉打ち切りを打診する意向と伝えた。

ただ関係筋によると、TモバイルUS側はソフトバンクとの交渉を続ける方針で、交渉は打ち切られていないと語った。

関係筋の話では、ソフトバンクとドイツテレコムはスプリントとTモバイルの統合後新会社の株式保有割合を巡り、今のところ話し合いが行き詰まっている。

先月伝えられた暫定的な条件では、ソフトバンクと他のスプリント株主が新会社の株式の40%近く、もしくはそれをやや上回る程度を持つと定められていた。これに関してソフトバンクの取締役が問題視した形だ。

合併の雲行きが怪しくなってきたことを受け、スプリントの株価は30日終値が9.3%安、Tモバイルも5.4%安といずれも大きく値下がり。またIFRによると、投機的級のスプリント社債も活発な売りを浴びた。

合併が失敗すれば、投資ファンドを立ち上げて1000億ドル近くを集めた孫氏のM&A仕掛け人としての評判が揺らぐ恐れもある。

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