[1日 ロイター] - ソフトバンク9984.T傘下の米携帯電話スプリントS.Nが発表した第1・四半期(2018年4-6月)決算は、契約者数が市場予想に反して増加し、1株利益もアナリスト予想を上回った。
携帯電話契約者数は5万7000人の純増。市場調査会社ファクトセットが集計したアナリスト予想は2万8000人減少だった。
月額払いの契約者数は8万7000人純増。アナリスト予想(4万人増)の倍以上の伸びとなった。
純利益は1億7300万ドル、1株当たり0.04ドルで、前年同期(2億0600万ドル、0.05ドル)から減少した。トムソン・ロイターI/B/E/Sが集計したアナリスト予想は1株当たりでトントンだった。
総営業収入は81億6000万ドルから81億3000万ドルに減少した。
スプリントは、他社に先駆けて米主要都市で5G(第5世代)サービスを展開しようとしており、2019年前半にニューヨークやカンザスシティなど少なくとも8都市で5Gサービスの開始を目指している。
また、米同業TモバイルUSTMUS.Oによる買収に合意し、統合手続きを進めている。
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