August 19, 2014 / 1:31 AM / 6 years ago

米スプリント、料金引き下げの新プラン発表

[オーバーランドパーク (米カンザス州)/ワシントン 18日 ロイター] - ソフトバンク(9984.T)傘下で米携帯電話3位の米スプリント(S.N)は18日、 顧客に20ギガバイトのデータ通信と最大10回線を100ドルで提供するという、料金引き下げの新プランを公表した。

 8月18日、ソフトバンク傘下で米携帯電話3位の米スプリントは18日、 顧客に20ギガバイトのデータ通信と最大10回線を100ドルで提供するという、料金引き下げの新プランを公表した。都内で2月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

スプリントの孫正義会長は、通信ネットワークの全面見直しと競争の激化で苦戦するスプリントが、新料金プランによって事業再生を果たすことに期待をかけている。

マルセロ・クラウレ最高経営責任者(CEO)はロイターのインタビューに対し「メッセージは単純だ。われわれは試合に戻ってきた。米国の消費者に最も競争力のある価値を提供する」と述べた。

スプリントは週内に別の新しい個人向けプランも発表する。

携帯電話大手の間ではベライゾン(VZ.N)が通話無制限にテキストメッセージがついたサービスの料金を引き下げたほか、TモバイルUSTMUS.Nが家族プランを6回線に拡大し、業界で最も突出する形のさらなる値下げも示唆している。

昨年以降、Tモバイルの積極的な料金キャンペーンがきっかけとなり、ほぼ飽和状態に達した市場で上位4社が顧客の呼び込みを狙って次々に料金プランの見直しに乗り出す事態が生まれた。

ただ、最近の相次ぐ値下げによって既に小さい各社の利益率が一段と圧迫され、配当にも影響が及ぶことをアナリストは懸念している。

上位のAT&T(T.N)、ベライゾンはTモバイルによる値下げの影響の大部分を和らげることができるが、スプリントの大幅な値下げに対しては契約者の乗り換えを防ぐために対応が必要になる、とアナリストは指摘した。

S&PキャピタルIQのアナリスト、アンジェロ・ジーノ氏は「値下げは業界全体にじわじわと浸透していくだろう。これが多くの人が到来を予想している料金戦争の始まりだ」と話した。

孫氏はことし「大規模な料金戦争」を米国で仕掛ける意向を表明していた。ただ、最新の開示文書によると270億ドルの純債務を抱えるスプリントが、競合他社との料金戦争に資金を投じられるほどの財務基盤があるのかどうかを疑問視する声は多い。

ジーノ氏は「スプリントの財務体質は健全かというと、実際にはそうではない。それでもスプリントにはソフトバンクという大株主がいることが明るいニュースであり、さらに積極的になれる潜在的な力はある」と述べた。

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