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米スプリントとTモバイル合併協議打ち切り、条件で合意できず
2017年11月5日 / 23:46 / 17日後

米スプリントとTモバイル合併協議打ち切り、条件で合意できず

[サンフランシスコ/ニューヨーク 4日 ロイター] - 米携帯電話3位のTモバイルUS(TMUS.O)と4位のスプリント(S.N)は4日、合併に向けた協議を打ち切ったことを明らかにした。スプリントは単独での再建を目指すことになる。

 11月4日、米携帯電話3位のTモバイルUSと4位のスプリントは、合併に向けた協議を打ち切ったことを明らかにした。写真は両社のロゴ。サラエボで9月撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

スプリントの親会社ソフトバンク(9984.T)とTモバイルの親会社ドイツテレコム(DTEGn.DE)が互いに統合新会社の経営権にこだわり、折り合いがつかなかった。

スプリントとTモバイルは共同文書で、協議打ち切りの理由について、合意できる条件を見つけられなかったと説明した。

統合が実現していれば、契約者数は1億3000万人超となり、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N)、AT&T(T.N)に迫る規模の携帯電話会社が誕生するはずだった。

ミシガン大学のロス・スクール・オブ・ビジネスのエリック・ゴードン教授は「消費者にとってはスプリントとTモバイルが合併しない方がずっとよい。2社は支出を抑えたい消費者を取り込むため、激しい競争を続けることになるからだ」と指摘した。

両社が協議打ち切りを共同発表するという異例の措置を取ったことは、合併の利点を依然として認識しており、協議再開の可能性が残っていることを示している可能性もある。

Tモバイルのジョン・レジャー最高経営責任者(CEO)は、スプリントとの合併の展望は魅力的だったとした上で、「どんな企業との案件も、当社単独での素晴らしい実績よりも優れた長期的価値を株主に提供するものでなければならないことを、常に明確にしてきた」と語った。

一方、スプリントのマルセロ・クロウレCEOは、合意できなかったものの、「われわれは合併した場合の規模の面での利点を確かに認識している」とコメント。

その上で、豊富な周波数帯などの資産とともに自力で前進することが最善と考えたとし、持続的な成長を確実にするため、ネットワークへの大規模投資を加速させる方針を示した。

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