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スリランカ大統領、辞表を電子メールで送付 シンガポール到着直後

深刻な経済危機による抗議活動を受け国外に脱出していたスリランカのラジャパクサ大統領(写真)が14日、シンガポール到着直後にスリランカ議会の議長宛てに辞任を表明する電子メールを送付した。2021年11月撮影(2022年 ロイター/Andy Buchanan)

[コロンボ・シンガポール 14日 ロイター] - 深刻な経済危機による抗議活動を受け国外に脱出していたスリランカのラジャパクサ大統領が14日、シンガポール到着直後にスリランカ議会の議長宛てに辞任を表明する電子メールを送付した。複数の政府関係筋が明らかにした。

政府関係筋は、電子メールで送付された辞表が受理されるかは不明としていたが、その後、別の関係筋がロイターに対し、辞意を表明する大統領の書簡がシンガポールからスリランカに航空便で送付されると明らかにした。議会議長が大統領辞任を正式に発表する前に、書簡そのものを確認する必要があるとしたためという。

議長の報道官によると、書簡が法的に確認された後、15日に正式に発表されるという。

政府に対する抗議デモが激化する中、最大都市コロンボでデモ隊が大統領と首相の公邸を占拠。ラジャパクサ大統領は13日、夫人や護衛らと共に近隣国のモルディブに脱出し、シンガポールに向かっていた。

関係筋によると、ラジャパクサ大統領はサウジアラビアの航空会社の航空機でシンガポールに向かっていた。シンガポール外務省はラジャパクサ大統領の入国を確認。私的な訪問として入国したという。亡命は申請していないとしている。

抗議デモの激化を受け、スリランカ政府はコロンボで14日正午から15日早朝まで外出禁止令を発令。警察によると、抗議デモでこれまでに1人が死亡、少なくとも84人が負傷した。軍によると、デモ隊との衝突で兵士2人が重傷を負った。

大統領による辞表提出を受け、首都コロンボは歓喜の渦に包まれた。外出禁止令が発令されているにもかかわらず、抗議デモの参加者らは大統領府の前に集結。爆竹が鳴らされる中、活動家の一人は「きょうは国中が祝うだろう。大きな勝利だ」と述べた。

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