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経済危機のスリランカ、警察がデモ隊に発砲 1人死亡

深刻な経済危機に陥り、抗議デモが続くスリランカで19日、警察がデモ隊を解散させようと実弾を発砲し、1人が死亡、十数人が負傷した。写真は4月19日、コロンボで撮影(2022年 ロイター/Navesh Chitrakar)

[コロンボ 19日 ロイター] - 深刻な経済危機に陥り、抗議デモが続くスリランカで19日、警察がデモ隊を解散させようと実弾を発砲し、1人が死亡、十数人が負傷した。

同国では、必需品や電力の不足をもたらした政府の経済運営の失敗に憤る市民の抗議活動が各地で数週間続いている。

病院関係者によると、中部ランブカナでデモ隊が警察と衝突し、少なくとも1人が死亡、重体2人を含む12人が負傷した。死亡した人は銃弾を受けた可能性が高いという。

警察の報道官は、デモ隊が鉄道路線を数時間封鎖していたため、警察が線路から離れるよう求めたところ衝突が起きたと説明。「事態収拾のため発砲した」と述べた。また、石などを投げるデモ隊を排除するため実弾や催涙ガスが使用されたとし、負傷した警察官数人も入院していると述べた。

一部の人権団体や外交関係者からは、暴力を非難し自制を求める声が上がっている。ジュリー・チャン駐スリランカ米大使は「完全かつ透明な調査が必須であり、平和的抗議の権利は守られねばならない」とツイッターで述べた。

スリランカは国際通貨基金(IMF)と緊急支援を巡る協議を開始したが、アナリストは政情不安が大きなリスクだと指摘している。

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