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スリランカ新首相にウィクラマシンハ氏が就任、連立協議へ

 スリランカのゴダバヤ・ラジャパクサ大統領は5月12日、新首相にラニル・ウィクラマシンハ氏(写真)を指名し、ウィクラマシンハ氏は同日就任した。コロンボで撮影(2022年 ロイター/Dinuka Liyanawatte)

[コロンボ 12日 ロイター] - スリランカのゴダバヤ・ラジャパクサ大統領は12日、新首相にラニル・ウィクラマシンハ氏を指名し、ウィクラマシンハ氏は同日就任した。経済危機による混乱の責任を負って9日に辞任したマヒンダ・ラジャパクサ氏の後を引き継ぎ、今後各政治勢力と交渉して連立政権樹立を目指す。

73歳のウィクラマシンハ氏は過去に5度、首相を務めたベテラン政治家。現在スリランカが金融支援を受けるための協議を続けている国際通貨基金(IMF)との折衝経験もある。また同国にとって重要な投融資を行っているインドや中国とのパイプを築いている。

ウィクラマシンハ氏は就任後ロイターに「われわれは危機に直面しており、脱却しなければならない」と述べ、事態打開はできるかと質問すると「絶対に(できる)」と答えた。

ただ現在の状況はウィクラマシンハ氏の政治人生で最も大きな試練になるかもしれない。経済政策の失敗と新型コロナウイルスのパンデミック、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格高騰が重なり、スリランカの財政は窮迫。燃料や生活必需品の供給がままならなくなり、連日停電が発生している。こうした中で国民による抗議行動が過激化し、大統領は全土に戒厳令を布告するとともに、治安部隊を出動させて略奪や暴力を抑え込まざるを得なくなった。

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