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スタンチャート、アジア・中東を有望視 中国コロナ政策転換注目

 英銀大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)は、物価高騰と金利上昇で主要国が来年リセッション(景気後退)入りする恐れがあるものの、アジアと中東は相対的に底固さを見せると予想する。写真は同行のロゴ。ロンドンで7月撮影(2022年 ロイター/Peter Nicholls)

[シンガポール 21日 ロイター] - 英銀大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)は、物価高騰と金利上昇で主要国が来年リセッション(景気後退)入りする恐れがあるものの、アジアと中東は相対的に底固さを見せると予想する。

法人・商業・機関投資家向け銀行部門のトップを務めるサイモン・クーパー氏はロイターのインタビューで、アジアと中東について「景気後退が大きなリスクとみていない。経済は好調に推移している」と述べた。クーパー氏はビル・ウィンタース最高経営責任者(CEO)の後継候補と目されている。

スタンチャートは、アジア、中東、アフリカを中心に59カ国で業務を展開する。

クーパー氏は「新型コロナウイルスのパンデミックを機に、製造業では東南アジアや近隣諸国へのシフトが見られた。今も続いており、むしろ加速している」と述べた。

市場が注目しているのは、中国がゼロコロナ政策から脱却する時期だと指摘。

インドについては、サプライチェーン(供給網)の変化と力強い経済成長から多大な恩恵を享受しているとし「インドはここしばらくなかったほど魅力的な存在となり、注目を集めている」と述べた。

大手銀行は投資銀行業務が不振で、一部は人員削減を検討しているが、スタンチャートでは金融市場部門が直近四半期で記録的な収益を計上した。

クーパー氏は同部門が「マクロ取引から外国為替、グローバルな信用市場まで、金融市場部門は以前よりはるかにバランスの取れている」と述べた。

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