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米スタバ、NYの店舗が組合結成 国内2店舗目

米大手コーヒーチェーン、スターバックスのニューヨーク州バッファローにあるジェネシーストリート店で10日、労働組合が結成された。資料写真、2021年12月、ニューヨーク州バッファロー(2022年 ロイター/Lindsay DeDario)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米大手コーヒーチェーン、スターバックスのニューヨーク州バッファローにあるジェネシーストリート店で10日、労働組合が結成された。米国内直営店で労組が結成されるのは2店舗目となる。

全米労働関係委員会(NLRB)が、同店舗で先月行われた投票結果を認定した。

投票結果を巡っては、米サービス従業員国際労働組合(SEIU)傘下のワーカーズ・ユナイテッドが、別店舗の従業員が投じた票が複数含まれているとして異議を唱えていた。NLRBはこれらの票を無効にすることに同意、最終的な投票結果は賛成15票、反対9票となり、労組が結成されることになった。

スターバックス側は10日以内にNLRBに決定見直しを求めることができる。

同社の広報担当者は「スターバックスでは組合を通さず、パートナーとして共に歩む方が良いという信念を明確にしており、その信念は変わっていない」と述べた。

また、同社は選択肢を検討しており、票が除外された従業員も投票すべきと考えているとした。

最初に労組結成が認定されたバッファローのエルムウッドアベニュー店では先週、新型コロナウイルス感染増加の中、安全な労働環境が確保されていないとしてバリスタらがストに入った。

組合員によると、安全な営業に十分なスタッフが確保できたとして従業員らは10日、業務に戻った。

スターバックスでは昨年秋以降、少なくとも他の7都市の店舗で労組結成を求める声が上がっている。

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