[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米大手コーヒーチェーン、スターバックスのワシントン州シアトルにある店舗で労働組合結成の是非を問う従業員投票が実施され、9対0の賛成多数で労組加入が承認された。
ニューヨーク州バッファローの5店舗、アリゾナ州メサの1店舗に続き、本社があるシアトルでも労組加入が決定した。
同社は米国内に約9000の直営店とライセンス経営の店舗を抱えている。人手不足が続く中、労働組合結成の動きが広がっていた。
一部の投資家は組合に対して中立的な立場を取るようスターバックスに求めている。
3兆4000億ドルの資産を運用する投資家グループ、トリリウム・アセット・マネジメントは先週同社に書簡を送り、従業員に反組合的なコミュニケーションを止めるよう要請した。
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