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日経平均小幅に5日続伸、日中値幅は1年8カ月ぶりの小ささ

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続伸。ただ上昇幅は3円と小幅にとどまった。米株高や円安推移などを背景に朝方は買いが先行したが、夏季休暇中で市場参加者が乏しく、前日終値を挟んで一進一退が続いた。

8月15日、東京株式市場で日経平均は5日続伸。4月16日撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は51円35銭と、2012年12月12日以来、約1年8カ月ぶりの小ささとなった。

ロシアのプーチン大統領がクリミア半島を訪問中に演説し、ウクライナでの惨事を終結させるために全力を尽くすと表明したことで、ウクライナ情勢の緊張緩和への期待が拡大。前日の米国株で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、序盤の東京市場は買いが先行した。ただ海外要因以外に買い上がる材料が乏しく、25日移動平均線(1万5331円07銭=15日)に上値を抑えられた。

値動きの乏しさに同調するように商いも低水準。東証1部の出来高は15億7937万株と今年2番目、東証1部の売買代金は1兆3921億円と今年3番目の少なさとなった。いちよし証券・投資情報部課長の及川敬司氏は「国内外の投資家がサマーホリデーに入り、市場のボリュームが乏しい。前日にはバイオ関連が活況だったが、きょうは目立ったテーマがなく、個別株物色も局所的なものにとどまっている」と述べた。

もっとも今週の日経平均は前週末比3.6%上昇し、大幅に値を下げた前週からある程度の戻りをみせた。国内企業の好業績に加え、年金買いへの期待感が根強いという。市場では「足元で夏季休暇入りしている海外投資家が本格的に動き出すのは9月から。それを先取りする動きが来週以降、出てくるか注目している」(外資系証券トレーダー)との声があった。

個別銘柄では、車載カメラ用の画像センサーに参入すると報じられたソニー6758.Tや、カジノ運営事業への参入を目指すと伝わった京浜急行電鉄9006.Tが堅調。半面、14日に一部店舗でメニュー表示と異なる肉牛の銘柄を使用していたと発表した木曽路8160.Tが売られた。

東証1部騰落数は、値上がり948銘柄に対し、値下がりが695銘柄、変わらずが174銘柄だった。

日経平均.N225

終値      15318.34 +3.77

寄り付き    15317.15

安値/高値   15276.99─15328.34

TOPIX.TOPX

終値       1270.68 +0.18

寄り付き     1270.76

安値/高値    1267.46─1271.69

東証出来高(万株) 157937

東証売買代金(億円) 13921.73

杉山容俊

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