September 9, 2015 / 1:48 AM / in 4 years

日経平均が急反発、上げ幅800円超:識者はこうみる

[東京 9日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅反発。上げ幅は800円を超え、節目の1万8000円台を上回っている。市場関係者のコメントは以下の通り。

 9月9日、午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅反発。上げ幅は800円を超え、節目の1万8000円台を上回っている。東京証券取引所で8月撮影(2015年 ロイター/YUYA SHINO)

●買い戻し主体、PER14倍がボトム圏に

<ニッセイ基礎研究所 チーフ株式ストラテジスト 井出真吾氏>

きょうの日本株の大幅反発はショートカバーが主体だろう。前日に日経平均が昨年末終値を下回ったことで、これまで煮え湯を飲まされてきた売り方にようやく利益が出た格好となり、買い戻しのタイミングになったのではないか。

また日経平均のPER14倍に接近し、ボトム圏との見方が広がっている。PER14倍は昨年10月の量的・質的金融緩和第2弾の導入時と同じ水準であり、これ以上の下げは追加緩和期待につながりやすい。アベノミクス相場でPER14倍を下回ったことが少ないことも下値めどとの見方を支援している。

もっともこのまま戻りを試す展開は想定しづらく、一進一退が続くだろう。16─17日の米FOMCを経て利上げの方向性がみえてくれば、相場は次第に落ち着きを取り戻すとみている。

●FOMC待ちの状況、9月利上げ見送りなら本格的買い

<岩井コスモ証券 執行役員投資調査部長 木村勝氏>

ボラタイルな時は買いが入りにくく、薄商いのなか変動が大きくなっているが、16─17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)が終わらない限り、本格的な買いは入ってこないだろう。今のところ9月の利上げはないとの予想が優勢。利上げ見送りとなれば中国や新興国経済に米国が配慮した形となり、株式市場にはプラスに働くと見ている。一方、利上げに踏み切れば、米国は自国の労働市場のみを考慮し世界の株式市場を重視していないとの受け止めから、株価にはネガティブな反応が出ると予想される。

日本株は世界の景気変動の影響を受けやすく流動性も高い。海外の景気に懸念が出れば、先物が売られる動きとなりやすく、ヘッジマーケットとして東京市場が使われている。ドルベースでのパフォーマンスも高かったため、益出し売りが出やすい。ただ企業の今期想定レートに比べ足元の為替は円安水準。企業側の業績予想も保守的だ。少々景気の回復がもたついても、業績の大幅な悪化は見込みにくい。

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