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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=大幅続落、大手銀行株が後場一段安

日経平均.N225 日経平均先物12月限<0#JNI:> 

終値 15536.52 -395.74 終値 15520 -380

寄り付き 15818.48 寄り付き 15820

高値/安値 15532.53─15833.1 高値/安値 15490─15840

出来高(万株) 209648 出来高(単位) 74932

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 [東京 13日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅続落となった。あすのS

Q(特別清算指数)算出や日銀短観を前に終始手控え感が強い中、ポジション調整などの

売りに押されて下落幅が徐々に拡大。一時前日比で400円近くまで下げた。

 ほぼ全面安の展開で、特に銀行株の下げが目立ち、株式市場全体の圧迫要因にもなっ

た。大手銀行株は午後、一段安。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ロー

ン)対策基金への融資など、今後の負担増が懸念されたという。

 その他、証券や保険、その他金融など金融全般がさえない。不動産も売られた。鉱業は

上昇した。

 東証1部騰落数は値上がり131銘柄、値下がり1544銘柄、変わらずは51銘柄。

東証1部の売買代金は2兆8081億円だった。

 きょうの日経平均は、寄り付きから手控えムードが強かった。12日に欧米主要中央銀

行が協調流動性供給策を打ち出したが、それを受けた米国株の反発が小幅だったこともあ

り、好材料とは受けとられなかったようだ。

 後場に入ると、中国株が安く始まったこともあり、さらに下げ幅を拡大。市場からは

「SQ算定と日銀短観のイベントで手控え感が強まる中、短期筋の売りが加速した」(国

内投信投資調査部)との声があったほか、ヘッジファンドの投げも観測された。

 ただ、米金融機関の追加損失や円高、中国株安、米株先物安などいくつか下げの要因が

複合的に作用したため、「決定的な売りの材料が出ているわけではない」(国内証券投資

情報部)という。「11月安値からの上昇幅が1400円を超えていたため、利益確定売

りを出しやすい水準でもある」(準大手証券エクイティ部)との声も出た。

 個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ8306.T、三井住友フィナンシャ

ルグループ8316.Tなど大手銀行株が後場一段安。

 トヨタ自動車7203.Tなどの自動車株や、新日本石油5001.Tなどの石油関連株も安

い。

 ソニー6758.Tは上昇し、東証1部での売買代金で第2位となった。キヤノン7751.T

は売られた。一方、KDDI9433.TやNTTドコモ9437.Tは上昇した。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

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