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ホットストック:JT<2914.T>が急反落、増税懸念で実需の売り観測

 [東京 30日 ロイター] 日本たばこ産業(JT)2914.Tは急反落。前日終値から3%超高の27万2000円で寄り付いたが、その後1時間程度で同水準から6%程度下落、25万4800円をつけた。同社は29日、2010年3月期の連結売上高予想を6兆円から6兆0900億円(前年比10.9%減)、営業利益を2440億円から2720億円(前年比25.2%減)へ上方修正した。

 海外たばこ事業における販売数量見込みは、4560億本から4320億本に引き下げたものの、同事業の営業利益予想は、710億円から1000億円へと上方修正した。 一方、国内たばこ事業はほぼ想定通り推移しているものの、食品事業は、消費低迷の長期化や競争激化により営業損益予想を80億円の赤字から125億円の赤字へと下方修正した。

 鳩山由紀夫首相がたばこ税の見直しを指示するなど、たばこ増税の可能性が取り沙汰されていることに関連し、武田宗高副社長は決算会見で、仮に、たばこ増税が実施された場合には一段の消費減につながるとし、「増税分以上の値上げが必要になってくる」との見解を示した。市場ではJT株について「朝方は買い地合いのなかで決算が好感されたが、その後は値上げが消費減につながるとの見方が嫌気され、実需の売りが出たのではないか」( 大手証券の株式トレーダー)とみられている。

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