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米国は戦略石油備蓄100万バレルを放出、「ハービー」の影響で
2017年9月1日 / 00:35 / 18日前

米国は戦略石油備蓄100万バレルを放出、「ハービー」の影響で

 8月31日、米エネルギー省は、戦略石油備蓄から計100万バレルを放出する方針を発表した。写真はテキサスの石油精製工場の煙突。26日撮影(2017年 ロイター/Adrees Latif)

[ワシントン 31日 ロイター] - 米エネルギー省は31日、戦略石油備蓄(SPR)から計100万バレルを放出する方針を発表した。テキサス州南部を直撃したハリケーン「ハービー」の被害で製油所の操業停止が相次ぐ中、ガソリン価格が急上昇していることに対処する。

緊急時におけるSPR放出は2012年のハリケーン「アイザック」以来。ボサート大統領補佐官(国土安全保障担当)は、今後さらに放出する可能性もあると述べた。

エネルギー省の声明によると、放出される石油はパイプラインを通じ、ルイジアナ州にあるフィリップス66(PSX.N)の製油所に送られる。同製 油所はハービーの被害を被っていない。

今回放出される100万バレルは日量約2000万バレルの国内需要に比べると少なく、ガソリン価格の急騰はこの日も続いた。ガソリン価格は13%超上昇し、2年ぶりの高値を記録した。

ボサート氏は記者団に対し、SPRの追加放出が可能と指摘。「不足が緩和されるならば、放出することに問題はない」と述べた。

SPRの備蓄量は現在、6億7900万バレルと、国内需要33日分に相当。テキサス、ルイジアナ両州の地下貯蔵施設で厳重に保管されている。

ガソリン価格は、コロニアル・パイプラインが米北東部への主要なパイプラインを停止すると発表したことを受け上昇が加速。

エネルギー省の報道官は、「必要ならば支援を実施し、今後もSPRへの要請を検討する」と述べた。

*写真を追加しました。

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