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米テキサス州、「ハービー」被害で死者38人 100万人超が避難

 8月31日、米南部テキサス州を25日に直撃した大型ハリケーン「ハービー」の被害は拡大し、洪水などでこれまでに少なくとも38人が死亡、自宅から避難した市民は100万人を超えている。写真はテキサス州 ヒューストンの避難所で撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)

[ポートアーサー(米テキサス州) 31日 ロイター] - 米南部テキサス州を25日に直撃した大型ハリケーン「ハービー」の被害は拡大し、洪水などでこれまでに少なくとも38人が死亡、自宅から避難した市民は100万人を超えている。

ハービーはハリケーンから熱帯低気圧に変わった後もテキサス州上空に停滞し、全米第4の都市ヒューストンを含む一帯が深刻な洪水に見舞われた。31日には、洪水で身動きが取れなくなっていた数千人が軍や当局に救助された。

一帯では、現在も住宅や企業など約18万9000件が停電している。

ペンス副大統領は31日、ハービーが先週上陸したテキサス州ロックポートを視察した。

29日に現地を訪れたトランプ大統領は、週末2日に被災地の再訪を予定している。

一方、ヒューストンでは通常の生活を取り戻そうとする動きもみられる。一部の住民は住宅の清掃や修理を始めている。

ヒューストンにある2つの主要空港はともに業務を再開した。

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