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今日の株式見通し=反発、円安が支援 ECB理事会前で様子見ムード
2016年3月9日 / 22:53 / 2年前

今日の株式見通し=反発、円安が支援 ECB理事会前で様子見ムード

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発する展開が想定されている。原油価格の上昇に加え、ドル高/円安も進行。米国株高なども支えに、序盤は主力株を中心に買いが優勢となる見通しだ。

ただ、今晩に予定される欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を見極めたいとの姿勢は強まっており、買い一巡後は様子見ムードが広がりやすい。

日経平均の予想レンジは1万6500円─1万6800円。

前日の米国株式市場では主要3指数がそろって上昇した。米週間石油在庫統計ではガソリン在庫が予想外に減少。原油価格が大幅上昇しエネルギー関連株が買われ、相場を下支えした。

外為市場ではドルJPY=EBSは113円台前半と円安方向に振れている。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は大取終値比165円高の1万6795円。朝方の東京市場はこの水準が意識される見通しだ。

今晩のECB理事会では、追加緩和が決定されるとの見方が市場では優勢だ。ただその内容に市場が失望するリスクも残っており、積極的にポジションを傾けにくい地合いにある。

翌日には国内でメジャーSQ(特別清算指数)の算出を控えている。ロールオーバーが順調に進んでいるとの見方などから、市場では波乱を見込む声は少ない。また今週に入り、チャート上では日経平均の日足の下ヒゲが比較的長い状況が続いており、下値に対する抵抗感を印象付けている。

いちよしアセットマネジメント執行役員の秋野充成氏は「基本的には様子見となる見通しだが、3月のSQ前後で機関投資家のポジション調整売りも終わるとみられている」と指摘。ECBの金融政策に関しては、追加緩和を決定しても「サプライズは出しにくい」とする半面、「来週から為替や原油相場がもう一段フォローとなれば、日本株の上昇余地も出てくる」との見方を示している。

きょうは国内では2月企業物価指数(日銀)が公表されるほか、5年物国債入札が予定されている。海外では中国の2月消費者物価指数(CPI)などが発表される予定。

*内容を追加しました。

長田善行

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