February 7, 2019 / 4:17 AM / 2 months ago

SUBARU、今期営業益51%減に下方修正 パワステ不良で生産停止

[東京 7日 ロイター] - SUBARU(スバル)(7270.T)は7日、2019年3月期の連結業績予想を下方修正した。営業利益は前年比51.2%減の1850億円となる見通しで、従来予想の2200億円から350億円引き下げた。

 2月7日、SUBARU(スバル)は7日、2019年3月期(今期)の連結営業利益予想を前年比51.2%減の1850億円に下方修正すると発表した。従来予想の2200億円から350億円引き下げた。写真は同社のロゴ。ミシガン州 デトロイトで1月撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

電動パワーステアリング(パワステ)の不具合に伴う国内生産停止と販売減少、原材料価格の高騰などが響く。

修正後の営業利益予想1850億円は、リフィニティブがまとめたアナリスト21人の予測平均値2316億円を20.1%下回る。

今期の連結売上高は3兆1200億円(従来は3兆2100億円)に、今期の連結純利益は1400億円(同1670億円)に、それぞれ下方修正した。

同社は電動パワステの不具合により、国内唯一の完成車工場である群馬製作所(群馬県太田市)の操業を1月16日から停止。同28日に再開したが、停止日数は土曜を含む営業日で10日間に及んだ。

問題のあった電動パワステは小型車「インプレッサ」、スポーツ多目的車(SUV)の「フォレスター」と「XV」の3車種のみに搭載されていたが、同製作所では9車種を同じ生産ラインに流す「混流生産」を行っており、すべての車両生産を停止せざるを得なかった。対象車両約780台のリコール(回収・無償修理)も実施した。

<世界販売は3年ぶりに100万台割れ>

今期の世界販売については、従来は104万1000台を見込んでいたが、99万6000台に減少する見通し。16年3月期以来、3年ぶりに100万台の大台を割り込む。今期の国内生産は従来から約4万台減の61万6000台に下方修正した。

岡田稔明・最高財務責任者(CFO)は会見で、操業停止による生産への影響は「3万台くらい」と説明した。現在も対策部品の供給が間に合っておらず、生産ペースは落ちたままだが、操業停止前の生産ペースに戻る時期は、現時点で「いつとはいえない」としつつ、「年度内」の3月末までに戻したいとの意向を示した。

岡田CFOはまた、「米国での好調が継続している中で、台数を減らさざるを得ないのは残念。ひとえに今回の(国内生産)停止の影響であり、販売に生産が追いつかない」と語ったが、「自動車会社として品質を確保して車を(市場に)出すのが大前提。そこは慎重にやっていきたい」と述べた。

同時に発表した18年4―12月期の連結営業利益は、前年同期比49.8%減の1536億円だった。通期予想に対する進ちょく率は83%となっている。

白木真紀

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