January 23, 2019 / 12:23 AM / a month ago

国内の完成車生産を16日夜から停止、再開は未定=SUBARU

 1月23日、SUBARU(スバル)が16日夜から群馬製作所(群馬県太田市)での完成車の生産を停止している。写真はスバルのロゴ。14日にデトロイトのモーターショーで撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[東京 23日 ロイター] - SUBARU(スバル)(7270.T)が16日夜から群馬製作所(群馬県太田市)での完成車の生産を停止している。部品メーカーから調達している部品に不具合が見つかったため。同社が23日明らかにした。現在、不具合の原因を調査中で、生産再開のめどは未定。早期の原因究明と対策を講じられるよう対応を急いでいる。

生産を停止しているのは、群馬製作所内で完成車を生産する本工場と矢島工場。昼夜2交代での生産体制で、16日の夜から操業を停止。日曜で休日だった20日を除き、22日まで生産を止めており、23日も中止する。同製作所は国内唯一の完成車工場。米国工場は通常通り生産している。

生産再開のめどが立っておらず、影響する生産台数は不明としている。日当たり生産台数から試算すると、すでに1万台以上に影響は及んでいるとみられ、国内の顧客への納車には遅れが出始めているもようだ。

不具合が見つかった部品について、スバルは「原因究明ができていない」として具体的な部品名を明らかにしていないが、ハンドルを回す力を軽減する電動パワーステアリングとみられる。問題の部品が何車種に使われているかについても同社は公表を控えている。

群馬製作所の2工場には生産ラインが計3本あり、スポーツ多目的車(SUV)「フォレスター」やクロスオーバーSUV「XV」、小型車「インプレッサ」など計9車種を生産している。複数の車種を同じラインで生産する「混流生産」を行っており、1車種でも問題が起きるとラインを止める必要がある。

これまでなら、生産停止分を休日の操業を増やしたり、生産のスピードを上げるなどして穴埋めして挽回することもできた。しかし、スバルは現在、相次いで起きた一連の検査不正を踏まえ、生産スピードを抑えて確実に検査を行うことを優先している。生産停止が長引けば、業績への影響が大きくなる恐れがある。

2019年の日米を合わせた世界生産計画は103万台。群馬製作所ではこのうち65万台を生産する予定で、その約6割が主力市場の米国向け輸出生産となっている。同社は2月7日に19年3月期の第3四半期決算を発表する予定。

*内容を追加しました。

白木真紀

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