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スーダン戦闘、長期化のおそれ 双方が勝利確信=米情報機関トップ

[ワシントン 4日 ロイター] - 米情報機関トップのヘインズ国家情報長官は4日、スーダンで4月15日に勃発した正規軍と準軍事組織との戦闘について、双方が軍事的な勝利を確信し交渉する動機がほとんどないことから、長期化する可能性が高いとの見方を示した。

スーダンでは正規軍トップのブルハン統治評議会議長と準軍事組織である高速支援軍(RSF)のモハメド・ハムダン・ダガロ司令官が戦闘を繰り広げており、これまでに10万人以上が近隣国などに避難している。

ヘインズ長官は上院軍事委員会で行った証言で「双方が軍事的に勝てると信じており、交渉のテーブルに着く動機がほとんどないため、戦闘は長期化する可能性が高い」と指摘。双方は共に「外部支援」を求めているが、外部支援が得られれば紛争は激化し、地域に問題が波及するおそれがあるとの見方を示した。

その上で、すでに悲惨な状態にあった人道状況が一段と悪化しているとし、大規模な難民発生の懸念が高まる中、支援団体は活動の縮小を余儀なくされていると指摘した。

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