[東京 4日 ロイター] - SUMCOは4日、2022年7─9月期の連結業績見通しを開示し、営業利益が前年比85.8%増の275億円になりそうだと発表した。データセンターや自動車向けに半導体の需要が堅調で、ウエハーの引き合いも引き続き強いとみている。円安も利益を押し上げる。
1─9月期9カ月間累計の連結営業利益は、前年同期比111.3%増の772億円を見込む。
合わせて発表した4─6月期の連結業績は、営業利益が前年同期比112%増の263億円だった。コスト増に直面する一方、円安がプラスに作用した。1─6月期上半期累計は、前年同期比129%増の497億円だった。
中間配当は1株36円とし、5月に公表した予想から2円引き上げた。
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