[東京 18日 ロイター] - 三菱商事(8058.T)は18日、100%子会社を通じて権益を保有するオーストラリアの一般炭資産2件の売却で合意したと発表した。資産ポートフォリオの向上を図るもので、売却額は7億5000万豪ドル。
クイーンズランド州のクレアモント炭鉱の権益(31.4%)は住友商事(8053.T)とスイスの資源大手グレンコア(GLEN.L)が折半出資する共同運営会社に売却する。住友商事によると、売却後の共同運営会社の権益比率は最大81.5%となる見込み。
三菱商は、ニューサウスウェールズ州のユーラン炭鉱権益(10%)をパートナーのグレンコアの在豪子会社に売却するという。