[東京 13日 ロイター] - 住友商事8053.Tは13日、マダガスカル共和国で行っているニッケルプロジェクトで、約770億円の減損損失が発生する見込みになったと発表した。これに伴って、2016年3月期の連結業績予想を「未定」とする。
同社によると、足元のニッケル価格の下落を踏まえて、中長期の価格見通しを見直した結果、プロジェクト会社の固定資産を減損処理する必要があると判断した。
同社は2015年10月30日、通期の業績見通しとして、売上高8兆円、税引き前利益2950億円、当期利益2300億円、EPS184.34円と発表していた。
新たな業績予想は、2月5日の第3四半期決算公表時に発表する予定。
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