October 26, 2018 / 10:52 AM / 22 days ago

国内債は増加、金利上昇局面で超長期債に入れ替え=住友生命計画

[東京 26日 ロイター] - 住友生命保険は、2018年度下期の一般勘定運用計画で、国内債券を増加させる計画を示した。金利上昇局面で円建て超長期債への入れ替えを積み増す方針だ。為替ヘッジ付き外債は、ヘッジコストの高いドル以外への通貨分散を図る。オープン外債は大幅に円高が進行する局面で投資を拡大させる。外国債券全体では増加の計画となっている。

 10月26日、住友生命保険は、2018年度下期の一般勘定運用計画で、国内債券を増加させる計画を示した。写真は東京本社、2009年8月撮影(2018年 ロイター)

同社が26日に開催した運用方針説明会で明らかにした。

<国内債券は増加、金利上昇局面で長期化入れ替え>

下期のニューマネーは5000億円をやや下回る見通し。

国内債券は残高を増加させる計画。30年債利回りが10月4日の取引で、一時0.95%と1%が視野に入る水準まで上昇した。「30年債利回りで日銀のマイナス金利政策導入前の水準、1%を上回って1.5%に近い水準であれば、投資に値する」(運用企画部長の藤村俊雄氏)としているが、30年債0.9%台半ばの水準では、引き続き慎重な投資姿勢を崩していない。新規購入額は上期と大きく変わらない見通し。

もっとも、金利上昇局面では、30年債や40年債を中心に超長期債への入れ替えなどでALM(資産・負債の総合管理)を進める考えだ。

<外国債券は増加、大幅な円高局面でオープンにシフトも>

外国債券は増加の方針。このうち、外貨建て保険商品の販売見合いで計画されているのが2000億円前後。為替ヘッジ付外国債券はドル円のヘッジコストが上昇しているため、ドル以外の通貨へ分散投資する。投資先はユーロが中心になるが、一部は豪ドルやオセアニア通貨になる。

米債投資については、景気がピークアウトして利下げ局面になれば短期金利が低下すしてヘッジコストが低下するため、長期的な観点で、米長期金利がある程度の高い水準であれば購入も検討する、という。

オープン外債は、大幅にドル安(円高)が進展する局面で為替リスクをとったオープン外債への投資を拡大する。上期には、ドルが110円を割り込んだ局面で、ヘッジ付きからオープンに移行した。下期については、もう少し低い100─105円付近で買い下がることも考えている。

国内株式は横ばい見通し。底堅い景気と企業業績を背景に株価下落局面で買い入れを検討する一方、株価下落リスクが高まった場合には、ヘッジ・売却を検討する。また、外国株式は外部委託を活用したファンドへの投資を拡大する見通し。

◎2018年度下期の見通し(レンジ、年度末)。

日本国債10年物利回り 0.00─0.25%(年度末0.15%)

米10年債利回り    2.60─3.50%(同3.10%)

日経平均        20000─27500円(同24500円)

米ダウ         23000─29000ドル(同27000ドル)

ドル/円        100―120円(同111円)

ユーロ/円       120―145円(同136円)

星裕康

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below