[ロサンゼルス/ニューヨーク 1日 ロイター] - 1日に行われた米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の王座決定戦スーパーボウルは、テレビ中継の30秒コマーシャル(CM)枠の値段が、最大で450万ドル(約5億2800万円)となり、過去最高を記録した。
今年はアメリカン・カンファレンス(AFC)王者のペイトリオッツがナショナル・カンファレンス(NFC)覇者のシーホークスを下して優勝。NBCが中継した同試合は推定1億人以上が視聴し、NBCによると米テレビ番組史上最多となった。
今年のCMは、笑いよりも感情に訴えかけるものが多かった。
バドワイザーは昨年同様、子犬と馬の友情をテーマにしたCMを公開。オンライン視聴やソーシャルメディアの投稿を調査しているアイスポットによると、同CMは試合前に4200万回近く視聴された。
また、コカ・コーラは、ソーシャルメディアなどインターネット上でのヘイトスピーチ(憎悪表現)にスポットライトを当て、いじめ撲滅を訴えるCMを展開。業界専門家から高く評価された。
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