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海上運賃高騰、世界経済の回復損なう恐れ=UNCTAD

国連貿易開発会議(UNCTAD)は18日、コンテナ船の運賃高騰は世界経済の回復を脅かしており、海上輸送に依存している小国が輸入価格の上昇によって最も大きな打撃を受けると指摘した。資料写真、米カリフォルニア州ロングビーチ港、9月撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)

[ロンドン 18日 ロイター] - 国連貿易開発会議(UNCTAD)は18日、コンテナ船の運賃高騰は世界経済の回復を脅かしており、海上輸送に依存している小国が輸入価格の上昇によって最も大きな打撃を受けると指摘した。

新型コロナウイルスの感染拡大で消費財への需要が急増したため、世界各地で供給網のボトルネックが生じ、コンテナやコンテナ船の供給に影響が出ている。

UNCTADのグリンスパン事務局長は「海上輸送が正常化するまで現在の運賃急上昇は貿易に多大な影響を与え、社会経済の回復を阻害する。特に途上国への影響が大きい」との見方を示した。

UNCTADは海上輸送に関する年次報告書で、コンテナ船の運賃高騰が続けば、世界の輸入価格を2023年までに11%、消費者物価を1.5%押し上げる可能性があると予想。「消費ニーズの多くを輸入に頼っている小規模経済で影響が特に大きくなる」としている。

その上で、コンテナ船運航会社、港湾、陸上輸送業者、税関、荷主などサプライチェーンの関係者は「情報を共有し、海上輸送をより効率的にするために協力すべきだ」と訴えた。

「市場慣行を監視し、料金・手数料・サーチャージの設定で透明性を確保することが重要」と指摘した。

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