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米政権、海運コスト上昇で公正な競争確保へ 供給網は改善

米ホワイトハウスは17日、停滞していた米サプライチェーン(供給網)が改善したと評価する一方、3つの海運アライアンスが支配する世界の海運業界で公正な競争を確保するには一段の取り組みが必要だと表明した。資料写真、米ロサンゼルス、ロングビーチ港、4月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米ホワイトハウスは17日、停滞していた米サプライチェーン(供給網)が改善したと評価する一方、3つの海運アライアンスが支配する世界の海運業界で公正な競争を確保するには一段の取り組みが必要だと表明した。

ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)はブログで、独立機関の連邦海事委員会(FMC)がすでに過剰な輸送料を調査しているが、不合理なコストや遅延につながっている場合は、海運アライアンスに異議を唱えるなど、他の手段を検討すべきと言及した。

また、議会に対しては、FMCが世界の海運セクターへの監督手段を強化するための改革を行い、海運会社が請求する料金の透明性を高めることなどを求めた。

最新データによると、海運では引き続き改善が見られ、1月から10月までにカリフォルニア州のロサンゼルス港とロングビーチ港で輸入されたコンテナの数は過去最高となり、小売店の在庫は2020年から4%増加。店頭の在庫率は90%と、新型コロナウイルス流行前の水準を1%下回る状況になっている。

一方でホワイトハウスは、米国からの輸出を改善するにはさらなる取り組みが必要だと指摘。輸送コスト上昇を受け、船会社にとってはコンテナを空けておく方が荷物を積んだコンテナが港に到着するのを待つより利益が上がる状況にある。

ブログは、この問題が海運業界における米輸出入業者の公正な取り扱いに疑問を投げ掛けるものだとした上で、3つの海運アライアンスで組織する9社が世界の海運の80%を支配しており、11年時点のわずか29%から大きく上昇していると指摘した。

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