September 5, 2018 / 1:34 AM / 20 days ago

米最高裁人事の指名承認公聴会始まる、民主党の抗議などで混乱

[ワシントン 4日 ロイター] - 米上院司法委員会は4日、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏(53)の人事承認公聴会を開催した。野党民主党が公開資料の問題点を理由に延期を求めたほか、傍聴席からも激しい抗議の声が出るなど、公聴会は混乱に陥った。

 9月4日、米上院司法委員会は、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏(53)の人事承認公聴会を開催した。公聴会で宣誓する同氏。ワシントンで撮影(2018年 ロイター/Chris Wattie)

民主党議員らがグラスリー委員長(共和党)の発言を繰り返し遮って抗議したことから、カバノー氏の冒頭発言は開会から7時間以上経過してようやく行われた。同氏は「判事には世論の圧力に影響されない独立した判断が必要とされている。われわれの独立した司法制度はこの立憲共和国の貴重な財産だ」と強調した。

また、「最高裁は決して党派組織と見なされるべきではない」と述べた。

民主党はブッシュ元政権時代の2003─06年にカバノー氏がホワイトハウスで高官を務めた際の資料の公開請求に共和党が応じていないと批判し、公聴会の延期を要求したが、グラスリー氏は議事妨害だとして退けた。

傍聴席ではカバノー氏の指名に反対する人たちが「民主主義の崩壊だ」などと大声で抗議。議会警察によると、61人の抗議者が秩序を乱したとして退席させられた。

共和党のジョン・コーニン上院議員は最高裁判事の指名承認が「衆遇政治」の様相となったのは初めてだと批判。これに対し、ディック・ダービン上院議員は「民主主義の声」が発せられただけだと反論した。

トランプ大統領はツイッターで、公聴会では民主党が「いかに意地悪、短期、卑劣かが示された」と非難。カバノー氏に苦痛を与え、恥をかかせようとしていると主張した。

保守派のカバノー氏の指名が承認されれば、最高裁での保守派優位が強化されるとみられている。

公聴会は7日まで続く予定で、民主党は今後、人工妊娠中絶や銃規制などの問題についてカバノー氏の見解を問う構え。

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