[東京 18日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は18日の閣議後会見で、市場で覆面介入観測が浮上していることについて「あえてコメントしない」と述べた。
鈴木財務相は為替介入について公表することもあれば、しないこともあるとの認識も示した。日銀が発表している当座預金残高に関する統計が想定より1兆円以上、下振れていたことから、市場では13日に覆面介入に踏み切ったのではとの見方が出ていた。
為替動向に関しては「投機による過度な変動は容認できない」と述べ、引き続き緊張感を持って市場動向を注視し、為替変動には「適切な対応を取る」と語った。
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