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スズキ、インドでEVと電池の現地生産へ 1500億円投資

スズキは19日、インドで電気自動車(EV)と車載用電池を生産すると発表した。同社ロゴ、2018年10月撮影(2022年 ロイター/Benoit Tessier)

[東京 20日 ロイター] - スズキは19日、インドで電気自動車(EV)と車載用電池を生産すると発表した。車両の解体やリサイクルを行う工場も新設する。総額で約1500億円を投じ、2025年から26年の稼働を目指す。生産能力などは未定で、詳細は今後決める。

日印首脳会談後に開いた経済フォーラムで明らかにした。イベントに出席した同社の鈴木俊宏社長は「これからのスズキの使命は、小型車でカーボンニュートラルを実現することだ」と述べた。

インドはスズキの世界販売の半分を占める最重要市場。同社がインドの新車市場で約半数のシェアを持つ。ただ、このところは中韓勢や現地メーカーが攻勢をかけており、スズキのシェアは奪われつつあり、昨年度は47.7%と5割を下回った。今後普及が期待されるEVの現地生産を進めて競争力を高め、シェアを死守したい考えだ。

インド政府は30年に新車販売の30%をEVとする目標を掲げている。現地メーカーや韓国の現代自動車はEVをすでに発売しているが、スズキは計画の方向性は打ち出しながらも発売までには至っていない。EVはまだ価格が高い上、EV普及の鍵を握る充電設備の設置なども進んでおらず、EVの販売拡大はまさにこれからだ。

スズキはインド西部グジャラート州の乗用車工場の隣接地にEVと車載用電池の工場を建設する。EVは25年、電池は26年に生産を開始する予定。

スズキは25年までにEV市場に参入する方針を示しており、まずは主力のインド向けに補助金なども加えて実質100万円台で消費者が購入できるEVを投入したい考え。21―25年度の5年間でハイブリッド車なども含む電動車の研究開発に1兆円を投じる計画も表明している。

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