February 5, 2019 / 6:44 AM / 12 days ago

スズキ、10―12月期営業益33%減、インド販売費用増と新興国通貨安

 2月5日、スズキは、2018年4―12月期の連結営業利益が前年同期比1.3%減の2565億円になったと発表した。通期予想に対する進ちょく率は73.2%。写真は都内で2017年10月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 5日 ロイター] - スズキ(7269.T)の2018年10―12月期の連結営業利益は前年同期比で約33%減の580億円だった。インドルピーなどの新興国通貨安や主力のインド市場での四輪販売費用の増加が響いた。19年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。

長尾正彦常務役員は会見で、「米国利上げの影響を新興国の景気が大きく受けている」と説明。インドをはじめとするアジアの主要な会社の業績が通貨安の影響を受けたほか、インドでの販売関連費用の増加がかさんだと述べた。

10―12月期のインドの四輪は、販売が同1.3%増の40万6000台で、生産が同6.0%減の39万4000台となった。通期のインド四輪販売計画を従来の8%増から6%増へと引き下げた。

長尾常務は、10―12月期のインド四輪販売について「秋の祝祭シーズンでの販売が残念ながら少し予想を下回った」とした上で、「ディーラーの在庫は増えたが、年末までに在庫の適正化」を図ったと話した。

米中貿易摩擦に関しては「直接の影響はない」としながらも、「米国の金融政策の動き」を見る必要があるとし、「インドを含む新興国通貨への影響が(業績に)一番効いてくるため、アップダウンがあると思うが、慎重によく見ていかないといけない」と話した。

通期の連結営業利益予想は従来の前期比6.5%減の3500億円を据え置いた。リフィニティブがまとめたアナリスト23人の予測平均値3877億円を9.7%下回っている。

会見に同席した豊田泰輔常務役員は、通期予想を維持した理由について、10―12月期はインドでかなり急激なブレーキがかかったが、在庫対策を打ったという部分が大きく、「1ー3月期は若干回復してくる」との前提だと説明。為替の影響もあるが、国内の好調さもあって「業績予想はほぼ変えずに見ていける」との見通しを示した。

5日に発表した18年4―12月期の連結営業利益は前年同期比1.3%減の2565億円だった。通期予想に対する進ちょく率は73.2%となっている。

*内容を追加しました。

白木真紀

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