September 5, 2019 / 8:39 AM / 14 days ago

スウェーデン中銀、政策金利据え置き 予想外に利上げ見通し維持

[ストックホルム 5日 ロイター] - スウェーデン中銀は5日、主要政策金利を予想通りマイナス0.25%に据え置いた。ただ予想に反して利上げ見通しを維持したことから通貨クローナが急伸した。

 9月5日、スウェーデン中銀は、主要政策金利を予想通りマイナス0.25%に据え置いた。ただ予想に反して利上げ見通しを維持したことから通貨クローナが急伸した。写真はストックホルムで2016年8月撮影(2019年 ロイター)

国内経済が減速する中で中銀は利上げ時期を先延ばしし金利見通しを一段と下方修正すると多くのアナリストが予想していた。金融市場は来年半ばまでの利下げを織り込んでいた。

しかし中銀当局者は高い稼働率や目標付近にあるインフレ率に言及し、経済が少なくとも当面は力強さを維持することを示していると指摘した。

中銀は声明で「以前と同様、金利は今年末から来年初めにかけて引き上げられる見通しだ」と表明した。

その上で「海外の低金利とセンチメントの悪化を背景に、その後の利上げペースは従来予想よりも緩やかになる見通しだ」とした。米中貿易戦争や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不確実性が理由と説明した。

スウェーデンは数年にわたって力強い成長と2%の目標に近いインフレ率を達成してきたが、中銀は2011年半ば以降1度しか利上げしていない。

声明の内容が比較的タカ派的だったことから外国為替市場でクローナが対ユーロで上昇した。だがアナリストは想定通りに利上げできるか懐疑的な見方を示している。

スウェドバンクはリポートで「スウェーデン中銀は今後2年間、金利を変更しないとの予想を維持する」とし「将来における中銀の決定は海外の展開に大きく影響される」と分析した。

SEBのエコノミスト、カール・ハマー氏は「驚くほどタカ派的だった」と指摘。「中銀は金利をゼロまで引き上げたいようだ。その後は次の利上げがかなり先になると表明すると思う」と予想した。

*内容を追加します。

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