[ストックホルム 24日 ロイター] - スウェーデンのクリステション首相は24日、同国とフィンランドが目指す北大西洋条約機構(NATO)への早期加盟に向け、トルコとの対話を回復させたいという考えを示した。
クリステション首相は「スウェーデンとフィンランドが共に目指しているNATOへの迅速な加盟を超える、重要な国家安全保障に関わる問題はない」と言明した。
トルコのエルドアン大統領は23日、週末にスウェーデンの首都ストックホルムで行われた抗議デモでイスラム教の聖典コーランが燃やされたことを受け、スウェーデンはNATO加盟を巡りトルコの支持を期待すべきではないとし、NATO加盟を巡る北欧2国との対話を無期限延期とした。
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