February 28, 2019 / 9:27 AM / 21 days ago

第4四半期スイスGDP、前期比0.2%増に改善 通年の見通し悪化

[チューリヒ 28日 ロイター] - スイス経済省経済事務局(SECO)が発表した2018年第4・四半期のスイスの国内総生産(GDP)は前期比0.2%増と、小幅なプラス成長を確保した。

第3・四半期は0.3%のマイナス成長だった。

ただ政府は、英国の欧州連合(EU)離脱、欧州経済の鈍化、世界的な貿易摩擦を理由に、19年の経済成長率に慎重な見方を示した。

18年のGDPは2.5%増。長期平均の1.7%増を上回った。

ただ政府は19年の経済成長予測を下方修正する可能性があると表明した。

SECOのエコノミスト、Ronald Indergand氏はロイターとのインタビューで「通年では非常に良好な数字となり、金融危機後でも有数の高成長となった」とした上で「ただ、これは2017年末と2018年初めに勢いがあったことが主因だ。年後半は失望招く結果となり、スイス、ドイツ、イタリアなど欧州で成長が急激に鈍化している」と述べた。

スイスでは、賃金の伸び悩みを背景に内需が低迷しており、企業の投資も抑制されている。

政府は昨年12月に19年の経済成長率予測を1.5%に下方修正したが、それ以降、状況は悪化しているという。

同氏は「一段の下方修正が必要になる可能性は十分にある。上方修正の余地は全くない」とし「欧州経済の好循環は終わっており、すぐに回復するとは予想できない。アジアは冷え込み始めており、米国でさえ減速しているようだ。貿易摩擦や英EU離脱が影響を及ぼす可能性が非常に高い」と述べた。

イタリアの政治リスクも、スイスの経済成長に悪影響を及ぼす可能性があり、イタリアの景気後退が深刻化すれば状況が一段と悪化する恐れがあるという。

スイス政府は次回3月14日に19年と20年の経済予測を公表する。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below