April 1, 2019 / 10:51 AM / 2 months ago

スイス経済は減速へ、中銀の政策柔軟性低下=IMF

[ベルン 1日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、スイス経済に関する年次審査で、2019年の成長率が減速すると予想するとともに、スイス中銀の金融政策運営の余地は限られていると指摘した。

IMFは、貿易摩擦や、英国の欧州連合(EU)離脱といった欧州の不確実要因がリスクとして、2018年が2.5%だったスイスの成長率が今年は1.1%に減速すると予想した。2020年は「緩やかに」回復するとみている。

スイス政府の成長率予想は、今年が1.1%、2020年は1.7%となっている。

スイス中銀については、厳しい環境下で、スイスフランの変動やインフレの安定化に上手く対応してきたと評価。ただ、海外の金利が低く、スイスフランに安全資産としての魅力があることから、金融政策の対応余地は限られていると指摘した。

フランは、世界経済減速懸念を受けて対ユーロで2017年7月以来の高値を付けた。輸出志向の経済にとってフラン高はマイナスだ。

IMFは「主要中銀の緩和政策継続はスイスの金融政策の柔軟性をそぐ可能性がある」とし、物価安定目標を達成するための政策対応余地が「以前よりも若干少なく」なっていると指摘した。

「長引く低インフレに対応するため、必要ならマイナス金利をさらに深堀りすることは可能」との見解を示した。

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