Reuters logo
スイス中銀、マイナス金利を政策の主軸に据える必要=IMF
2016年9月26日 / 14:37 / 1年前

スイス中銀、マイナス金利を政策の主軸に据える必要=IMF

[ベルン 26日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は26日、スイス国立銀行(中央銀行)がスイスフラン相場の引き下げに向け実施している政策について、外国為替市場への介入よりもマイナス金利を主軸に据える政策に転換する必要があるとの考えを示した。

 9月26日、IMFはスイス中銀は為替市場への介入よりもマイナス金利を主軸に据える政策に転換する必要があると指摘した。写真は1000フラン紙幣。2月26日撮影。(2016年 ロイター/Ruben Sprich)

IMFはスイス経済に関する年次報告書で、スイス中銀が実施しているマイナス金利と為替市場への介入という2つの政策により、国内のデフレ圧力が軽減され、前年見られたフラン相場の上昇を乗り切ることができたと評価。

ただ、IMF調査団を率いるレイチェル・ファン・エルカン氏はベルンで行なった記者会見で、スイスフランの安全通貨としての魅力を一段と低減させるために、中銀はマイナス金利の深掘りのほか、現在マイナス0.75%としている預金金利の適用除外の縮小を検討する必要があると指摘。

「中銀には一段の引下げ余地がある」とし、マイナス金利を政策の主軸に据えることなどで、為替介入によるリスクを低減させることができるとの考えを示した。

これについてスイス中銀のトーマス・モーザー代理政策委員は、マイナス金利と市場介入の2つの政策のバランスに中銀は現在のところ満足しているとしながらも、「状況に変化があれば中銀は再検討する」と述べた。

IMFはスイスの経済成長率予想については、今年は1.5%となり、中期的に1.75%前後で安定すると予想。インフレ率については今年年末までに0%となる見通しを示した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below