July 24, 2019 / 11:01 AM / a month ago

スイス中銀の利下げ観測強まる、ECB理事会を控え

[チューリヒ 24日 ロイター] - 金融市場でスイス中銀の利下げ観測が強まっている。欧州中央銀行(ECB)が金融緩和を示唆するとの見方を背景にスイスフランが2年ぶりの高値に上昇していることが背景。24日の短期金融市場は、スイス中銀が9月までに54%の確率で政策金利(現在マイナス0.75%)を25ベーシスポイント(bp)引き下げると予想。12月までの利下げの確率は72%となっている。

23日時点では9月までの利下げの確率が35%、12月までの利下げの確率が62%だった。

背景にはECBの利下げ観測が強まっていることがある。短期金融金融市場はECBが25日の理事会で中銀預金金利(現在マイナス0.40%)を40%前後の確率で10bp引き下げると予想している。

スイスフランは23日、1ユーロ=1.10フランを突破し、2017年7月以来の高値に値上がりした。

UBSのエコノミスト、Alessandro Bee氏は「ECBが利下げすれば、スイス中銀が追随して利下げする可能性が十分にある」とし「ECBが今週利下げすれば、スイスフランの上昇圧力は確実に強まる」と述べた。

フォントーベル・アセット・マネジメントのチーフ・ストラテジスト、Frank Haeusler氏は「ECBの利下げが1回だけで、それ以上大規模なことをしなければ、スイス中銀は行動を迫られないだろう」と予想。ただ「ECBが追加利下げや債券買い入れを発表すれば、スイス中銀は行動せざるを得ない」との見方を示した。

St Galler Kantonalbankのチーフ・インベストメント・オフィサー、Thomas Stucki氏は、スイス中銀は為替介入のほうが望ましいと考えるだろうと予想。「ECBの利下げが10bpならスイス中銀は利下げを迫られない。ただ25bpの利下げなら、スイス中銀に選択肢はない」と述べた。

スイス中銀はコメントを控えている。

中銀のジョルダン総裁は先月、すでに超緩和的な金融政策をさらに緩和する余地があるとし「ショックに対応するため、金融政策を変更する余地は十分ある」と述べた。[nL4N23K2C6]

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