May 11, 2020 / 6:31 AM / 3 months ago

UPDATE 1-スイス中銀、フランの上昇圧力緩和のため外為市場で活発に行動=総裁

(内容を追加しました。)

[チューリヒ 9日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)のヨルダン総裁は、スイス紙ゾンタークス・ツァイトゥングのインタビュー記事で、新型コロナウイルス危機を受け、安全資産としてスイスフランに「非常に大きな」上昇圧力がかかる中、極めて緩和的な金融政策の代替措置はないとの見解を示した。

総裁は、SNBは政策金利がマイナス0.75%の現状を喜ばしく思っていないと指摘。状況が許せば利上げを行うが、現在は不可能だと説明した。

総裁は「残念ながらマイナス金利維持以外の選択肢はない」と強調。「マイナス金利政策を実行しなければ、現在、一段と困難な状況に置かれているだろう」と述べた。

総裁はまた、スイスフラン高是正に向け、外貨買い入れを強化していると明らかにした。

SNBによる為替介入の目安となるサイト・デポジット(市中銀行が中銀に預ける要求払い預金、当座預金)は今年に入ってから770億スイスフラン(793億3000万ドル)近く増加し、スイスフランは対ユーロで2015年7月以来の水準まで上昇している。

総裁は「何度か強調してきたように、スイスフランへの圧力を緩和するため、SNBは外為市場で活発に動いている」とした上で、「取引の詳細はあえて明らかにしないが、かなりの規模で取り組んでいることを強調しておきたい」と語った。

「安全資産としてのスイスフランの上昇は途方もなかった。SNBの金融政策がなければ、現在の状況下でスイスフランの為替レートは全く違ったものになっていただろう」とも述べた。

総裁はまた、トリビューン・ド・ジュネーブ紙の別のインタビューで、ユーロ/スイスフランが1.05スイスフランの水準を下回らないようにしているのかとの質問に「対ユーロで具体的な防衛ラインはない。SNBはその責務を果たす上でも、判断を下す上でも、あらゆる通貨の動向を考慮する」と強調した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below