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スイスの拡張的な政策、景気低迷に対処するため継続へ=中銀総裁

スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のジョルダン総裁は2日、新型コロナウイルス流行に伴う景気低迷に対処するため、同国の金融・財政政策は引き続き拡張的でなければならないとの認識を示した。レ・クロゼのスキー場でのソーシャルディスタンスとマスクのサイン、昨年12月撮影。(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[チューリヒ 2日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のジョルダン総裁は2日、新型コロナウイルス流行に伴う景気低迷に対処するため、同国の金融・財政政策は引き続き拡張的でなければならないとの認識を示した。

総裁はフォーラム・ホライゾン会合で、スイス経済は予想よりも底堅いとしつつ、生産は2022年まで危機前の水準に届かないだろうとの見方を示した。また、インフレは引き続き低水準にとどまるとした。

「公衆衛生と経済にとって状況は脆弱なものにとどまると想定しなければならない」と指摘。その上で、スイス経済が昨年は3%縮小したとするSNBの見方を示し、「財政・金融政策はともに経済を支援するために引き続き拡張的でなければならない」と述べた。

SNBはコロナ危機対応で政府の緊急融資制度を支援しているほか、スイスフランの上昇圧力を抑制するため外為市場に大幅に介入した。

総裁は、フランは投資家に安全資産と見なされており、グローバルな不確実性を測る温度計のような役割を果たしていると指摘。フランの上昇はスイス経済にとって破滅的な影響をもたらすことになる。「フランは強い圧力に直面した。フランが過度に上昇しないようにするため、この圧力をわれわれが和らげることが重要だった」と述べた。

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