March 29, 2018 / 12:28 AM / 25 days ago

スイス中銀、利上げ急ぐべきでない インフレに悪影響=理事

[チューリヒ 28日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)のメクラー理事は、スイス中銀は早過ぎる利上げは控えるべきだと述べた。利上げを急げば、インフレやスイス経済全体にマイナスの影響が及びかねないとの見方を示した。

 3月28日、スイス国立銀行(SNB、中央銀行)のメクラー理事(写真)は、スイス中銀は早過ぎる利上げは控えるべきだと述べた。利上げを急げば、インフレやスイス経済全体にマイナスの影響が及びかねないとの見方を示した。写真は昨年12月にスイスのベルンで撮影(2018年 ロイター/Denis Balibouse)

理事はスイス紙ハンデルスツァイトゥングとのインタビューで「緩和的な金融政策を今、終了すれば、経済の良好な動きを危険にさらす」と強調。デフレのリスクは消滅したものの、スイスのインフレは今年と来年、低調な状態が続くとし、利上げの理由はないと語った。

理事はまた、スイスフラン相場CHF=について、依然として過大評価されているとの見方を示した上で、ここ数カ月でドルの下落を主因に一段と上昇したと述べた。

メクラー理事は、欧州中央銀行(ECB)がまず利上げを始めなければスイス中銀は引き締めを開始できないとの見方について「ゆがんだ捉え方」と反論。「経済成長は堅調だが、インフレを押し下げる要因がまだある」と説明した。

「フランは依然として高く評価されており、ここ数カ月はさらに強くなった。その上、為替市場は引き続き不安定な状況にある」と続けた。

また、スイスと海外の金利差は非常に小さいと指摘。「フラン需要が根本的に変化するとは考えにくい」と述べた。

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