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スイス中銀の当座預金残高、直近週に過去最大の減少幅

 スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が3日公表した先週の当座預金残高は6696億スイスフランと前週比775億フラン減少し、週間ベースでの減少幅は2011年の統計開始以降で最大を記録した。写真はスイスフラン紙幣。2019年4月、チューリヒで撮影(2022年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[チューリヒ 3日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が3日公表した先週の当座預金残高は6696億スイスフランと前週比775億フラン減少し、週間ベースでの減少幅は2011年の統計開始以降で最大を記録した。

エコノミストによると、SNBがリバースレポや短期国債売却などを通じて市場の余剰資金吸収に動いたことが原因とみられる。

SNBは9月の会合で政策金利をマイナス0.25%からプラス0.5%に引き上げ、短期市場金利をこの水準近辺に誘導するために資金吸収を行うと表明。この利上げ決定後、当座預金残高のうち政策金利適用部分は準備預金残高の28倍に達していた。

クレディ・スイスのエコノミスト、マキシム・ボテロン氏は「預金残高減少の大半は流動性吸収の金融調節に起因している公算が大きい」と指摘した。

ボテロン氏は、ここ数日フランが対ユーロで下落する中で、今後SNBが外貨準備の一部売却に動く可能性もあると予想する。実施されれば、これも当座預金残高を減らす要因となる。

SNBのジョルダン総裁は、フランが下落し、特にフラン高がスイスのインフレ抑制に効果的となる場合は、外貨売りを検討する考えを示している。

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