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スイス中銀、新型コロナ流行が政策余地を限定=副総裁

[チューリヒ 16日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のツアブリュック副総裁は16日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、同中銀の金融政策余地が限られているとの見解を示した。国内銀行主催のオンラインイベントで述べた。

同副総裁は、スイスフランの上昇を抑制するため、中銀は2020年上期に900億フラン(986億7000万ドル)を費やしたとし、これは過去4年間の各年に投じた額を大幅に上回ると指摘。

これまでの上昇以上のフラン高を容認していれば、スイス経済への悪影響は実際に起きた景気後退よりも深刻だっただろうと述べた。

また、スイス中銀はマイナス金利政策と外貨購入に引き続きコミットしていると表明。「必要に応じてマイナス金利政策を実施することは依然として可能だ」と述べた。その上で、マイナス金利が一定の水準まで達した場合、問題が生じることへの認識も示した。

「われわれは、大幅に拡大しているバランスシートのリスクを認識しているが、金融政策を実施するため、これを意識的に容認している」と語った。

バランスシートの規模拡大により中銀の損益の振れ幅は大きくなるが、為替リスクは幅広い資産を購入することによってのみ抑制することが可能だとした。

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