July 1, 2019 / 7:21 AM / in 2 months

ケムチャイナのシンジェンタ買収は誤り─中国大使=スイス紙

6月29日、スイス駐在の中国の耿文兵大使は、中国化工集団(ケムチャイナ) によるスイス農業大手シンジェンタの430億ドルでの買収について、誤りだったと述べた。写真はシンジェンタのロゴ。北京の同社事務所で2018年7月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[チューリッヒ 29日 ロイター] - スイス駐在の中国の耿文兵大使は29日、中国化工集団(ケムチャイナ)CNNCC.UL によるスイス農業大手シンジェンタの430億ドルでの買収について、誤りだったと述べた。スイス紙ターゲス・アンツァイガーとのインタビューで発言した。大使は、2017年当時、着任していれば取引を中止させようとしただろうと付け加えた。

大使は「私が1年早く大使になっていれば、買収はなかっただろう」と述べたが、反対の具体的な理由については明らかにしなかった。大使は「中国側に良い取引ではなかった。スイス側には良い取引だった。スイスは400億ドルを得た。スイスがシンジェンタを取り戻したかったら、私は売却するようケムチャイナを説得するだろう。ただ、いったいスイスにシンジェンタを取り戻したい人がいるだろうか」と述べた。

シンジェンタの件がスイス国内で事業を拡大する外国企業を巡る議論を巻き起こしたことで、スイスの政治家は議会で、自国企業の外国企業への売却に政府承認を義務付ける措置を討議している。

中国企業によるスイス企業への大掛かりな投資では、複合企業HNAグループ(海航集団)による機内食会社ゲートグループや、空港の地上業務や貨物取り扱いのスイスポートの買収などもある。

大使によると、こうした買収を巡る批判がスイスメディアを賑わせたことで、中国の投資家は投資先候補として他国に目を向けることになったという。具体例としてはドイツを挙げた。

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