November 27, 2018 / 2:59 AM / 14 days ago

スイスで牛の角を切らない農家へ助成金支給する案、国民投票で否決

 11月25日、スイスで牛やヤギの角を切らずに飼育している農家に対し補助金を支給すべきかどうかを問う国民投票で、約55%が支給に反対し、否決された。12日にオーバーバンゲンにある農家で撮影(2018年 ロイター/Stefan Wermuth)

[ジュネーブ 25日 ロイター] - スイスで25日、牛やヤギの角を切らずに飼育している農家に対し補助金を支給すべきかどうかを問う国民投票で、約55%が支給に反対し、否決された。

同国で牛は、国のシンボルであり観光資源でもある。その4分の3が角切りをされているか、遺伝子的に角を持たない。角のない牛はけがの原因になることが少なく飼育が容易となる上、飼育スペースも少なくて済む。

国民投票に当たっては、農場経営者のアルマン・カポール氏が角切りに反対し、「家畜の尊厳」を守るためとして9年前から活動を開始。10万人以上の署名を集めて今回の投票実施につなげた。同氏は、角は牛同士のコミュニケーションや体温調整に役立っているとし、角を生やした牛を飼育する農場に対し1頭当たり年間190スイスフラン(約2万1500円)の補助金を支給するよう求めていた。

これに対し政府は、補助金支給により年間30億フランの農業予算から最大3000万フランが失われるとして反対。畜産農家の間でも意見が分かれていた。

シュナイダーアマン経済相は結果について、スイスの動物福祉の水準がすでに高いことを示すものだと主張。「畜産農家には、自らの事業を望むように運営する自由が与えられるべきだ。あまり現代的とは言えない方向に向かうためのインセンティブによって誘導されるべきではない」と話した。

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