August 26, 2013 / 6:35 PM / 7 years ago

シリア化学兵器疑惑で国連調査団が現地入り、米欧は軍事介入含め対応協議

[ベイルート/アンマン 26日 ロイター] - 内戦が続くシリアの首都ダマスカスの郊外で化学兵器が使用されたとの疑惑をめぐり、国連調査団が26日現地入りし、調査を開始した。

現地入りした医師のひとりはロイターの電話取材に対し「負傷者から聞き取り調査を行い、血液のサンプルを採取している」と語った。

21日未明にダマスカス郊外で発生した攻撃で、化学兵器が使用され、数百人が死亡したとみられている。

アサド政権側は反体制派が化学兵器を使用したと主張。シリアの友好国で、国連安全保障理事会で拒否権を持つロシアはこの主張を支持している。

シリアは25日、調査団による現地査察を容認したものの、攻撃から時間が経っていることから、米国と同盟国はシリア政府が化学兵器使用の証拠を隠滅した疑いもあると指摘する。

国連によると、シリアは調査が行われている間は攻撃を一時停止することを約束したが、現地に向かっていた調査団の車列が26日、「何者かによって」複数回の銃撃を受けた。負傷者は出ていないという。

シリア国営テレビは、反体制派による攻撃と報じた。一方、反体制派、アサド政権支持者によるものと非難している。

西側諸国が軍事介入に踏み切るとの憶測が高まる中、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の軍幹部はヨルダンで会合を開催し、今後の対応を協議した。外交筋が明らかにした。サウジアラビアなども加わったという。

米ホワイトハウスはこれまでに、オバマ大統領があらゆる選択肢を検討中としている。

ヘーゲル米国防長官は同日、訪問先のジャカルタで「シリア情勢に関して、米国はすべての選択肢を検討する。われわれは同盟国や国際社会と共に問題に取り組む」と述べた。

ロシアのラブロフ外相は、国連安保理決議のない軍事介入は、重大な国際法違反とけん制した。

フランスのファビウス外相は、シリアへの軍事介入をめぐる国連安保理決議で、ロシアと中国が拒否権を発動する可能性を指摘する。

英国のヘイグ外相は、化学兵器の使用に対しては、安保理決議がなくても、軍事介入は可能との見解を示している。

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