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シリア大統領選、アサド氏が4選へ 西側諸国を批判

[アンマン 26日 ロイター] - シリアのアサド大統領は26日、同日行われている大統領選について、西側諸国の見解に「一切価値はない」と述べた。

西側諸国からは選挙の正当性を疑問視する声が出ている。大統領選ではアサド大統領が4選を果たす見通しだ。

シリア政府は、今回の選挙について、10年にわたって内戦が続く中でも、政府が正常に機能していることを示していると主張。一方の野党や西側諸国は、見せかけだけの選挙だと批判している。アサド氏の対立候補は2人で、いずれも知名度は低い。

ダマスカス大学の教養学部では、数百人の学生が投票のために列を作った。

ある看護学生は「アサド大統領を選出するために来た。彼がいなければ、シリアはシリアでなくなる」と語った。他の学生も投票開始前に「(アサド大統領に)自分の命を捧げる」とスローガンを唱えた。

政府当局者によると、ここ数日は、投票率を上げるため、各地で大規模な選挙集会が行われた。

強大な力を持つ治安機関も投票を促しており、ある政府職員は「投票するよう指示を受けている。投票しなければ責任を問われる」と述べた。

アサド氏は、父ハフェズ・アサド前大統領の死去に伴い、2000年に大統領に就任した。

シリアでは2011年、アサド大統領の独裁的な支配を批判する平和的な抗議デモ後に、内戦が勃発。多数の死者が出たほか、人口の半数に相当する1100万人が家を追われた。

南部ダルアーの反体制派地域では、地元関係者が大統領選に抗議するため、ゼネストを呼び掛けている。

フランス、ドイツ、イタリア、英国、米国の外相は25日、共同声明を発表し、選挙は自由でも公正でもないとして、アサド大統領を批判した。

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