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来週は日米首脳会談を消化、ドル115円試す可能性も
2017年2月10日 / 07:06 / 9ヶ月前

来週は日米首脳会談を消化、ドル115円試す可能性も

[東京 10日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、日米首脳会談の結果次第で上値を試す可能性がある。会談で友好ムードが醸成されれば「トランプラリー」の再開が意識され、115円方向に向かう展開が予想される。逆に、トランプ氏から不規則発言が飛び出すなどしてリスク回避姿勢が強まれば111円台への下落もあり得るという。

 2月10日、来週の外為市場でドル/円は、日米首脳会談の結果次第で上値を試す可能性がある。会談で友好ムードが醸成されれば「トランプラリー」の再開が意識され、115円方向に向かう展開が予想される。写真はブダペストで2011年11月撮影(2017年 ロイター/Laszlo Balogh)

予想レンジはドル/円が111.50―115.50円、ユーロ/ドルが1.0500―1.0800ドル。

トランプ氏が税制改革に前向きな発言をしたことを好感し、10日は日経平均が大幅に上昇。ドルも113円後半まで値を上げている。日米首脳会談を無難に通過してリスク選好ムードが広がれば「115円台への上昇もあり得る」(国内金融機関)という。

首脳会談の結果、リスク回避ムードが強まる可能性もなくはなく、111円台へ下落する展開も予想される。ただ、下がったところでは国内勢の押し目買いが出やすく、111円半ばが強固なサポートになるとみられている。

<米3月利上げの示唆あるか>

会談内容を消化した後は、14、15日に行われるイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言に関心が向かいそうだ。一部の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーから3月利上げに前向きな意見が出ているものの、市場参加者の織り込み度合いは低い。「3月に利上げを実施するなら、イエレン氏はこの機会に市場にメッセージを発信しなければならない」(外為アナリスト)といい、発言内容に注目が集まる。

主な経済指標としては、13日に日本の10─12月期国内総生産(GDP)、14日に中国の1月消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数、15日に米国の1月小売売上高、同CPI、2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に米国の1月住宅着工件数、2月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数などがある。

<ユーロ/ドルは底堅いか>

ユーロ/ドルは底堅さが意識されている。今週は欧州の政治リスクで下落する可能性もあったが、下値は1.06ドル半ばで持ちこたえた。米トランプ政権の幹部がユーロ安をけん制したこともあり、「ユーロも一辺倒に下げないだろう。トランプラリーの再開でドル買いとなれば下押しもあり得るが、1.05ドルを割り込むほどではない」(同)との見方が出ていた。

*見出しを修正しました。

為替マーケットチーム

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