[ワシントン 18日 ロイター] - 米連邦通信委員会(FCC)は18日、米携帯電話サービス大手のTモバイルUSが明らかにしたデータ流出について調査する方針を示した。
同社は社会保障番号や運転免許証の情報などの個人データが流出したとし、既存の顧客780万人に加え、元顧客・潜在的な顧客4000万人以上のデータも含まれるとした。
生年月日や氏名の情報も漏えいしたが、金銭に関わる情報に不正なアクセスがあった形跡はないという。
FCCの報道官はロイターに対し「通信事業者は、顧客の情報を保護する義務がある。FCCは、Tモバイルの顧客に影響を与えるデータ漏えいの報告を認識しており、調査を行っている」と述べた。
Tモバイルは6月時点で1億0480万人の顧客を持つ。16日、サーバーへの不正アクセスで得た社会保障番号を含む個人データを販売する投稿を巡る報道を受け、不正アクセスがあったことを認めた。
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