July 2, 2012 / 6:51 AM / 6 years ago

楽天が電子書籍事業を19日から開始、端末を7980円で投入

[東京 2日 ロイター] 楽天4755.OSは2日、日本国内で7月19日から電子書籍サービス事業を始めると発表した。買収したカナダの電子書籍大手コボ社(トロント市)の電子書籍端末「Kobo Touch(コボタッチ)」を7980円で販売する。端末の予約は2日から開始し、コンテンツは19日から配信する。

今年1月に買収したカナダのコボ社の電子書籍サービスは世界190カ国で展開しており、900万人が利用。コボ社が海外市場で販売しているコボタッチを日本市場に投入し、日本語サービスを追加して事業を展開する。

コボタッチは、縦165ミリ、横幅114ミリ、重量185グラム、厚さ10ミリの薄さで、片手で持てるサイズ。6型のタッチスクリーン画面は、イー・インク社の電子ペーパーを採用。タブレット端末と違って、画面が発光しないため目が疲れない。1回の充電で1カ月の利用が可能。内蔵メモリは2GB(ギガバイト)で、使用可能な1GBで約1000冊の書籍をダウンロードして持ち運ぶことができる。EPUBとPDFのフォーマットに対応した。

コボタッチ向けに、コボ社のグローバル配信システム「Koboイーブックストア」で電子書籍を販売する。利用者は、パソコンを経由して購入するか、端末に内蔵されたWiFi経由でコンテンツを購入する。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、オランダ語を含めて240万冊の書籍を購入できる。日本語コンテンツは当初は3万冊でスタートし、将来的に150万冊の提供を目指す。

<「キンドル」に近い価格設定>

端末は、楽天のオンラインショッピングのほか、家電量販店で販売する。記者会見した楽天の三木谷浩史社長は、端末の価格を7980円に設定したことについて「原価は公表していないが、大きな利益を上げるより、まずは市場を拡大したい」と述べた。ソニー(6758.T)の電子書籍端末「リーダー」の価格は、パソコンを経由して購入する廉価版モデルが9980円、WiFi内蔵モデルが1万6800円、第3世代携帯電話(3G)内蔵モデルが1万9800円となっている。

    電子書籍端末「キンドル」を展開する米アマゾン(AMZN.O)は日本市場への参入を計画しており、日本法人のアマゾン・ジャパンは6月26日から同社のウェブサイトで「近日発売する」と告知している。キンドルの米国市場での価格は79ドルから設定。

    三木谷社長は、アマゾンの「キンドル」の価格を意識したのかとの記者団の質問に対して「広く消費者に受け入れてもらえる値段設定を考えた。競合については意識していない」と述べるにとどめた。

    (ロイターニュース 村井令二)

    *内容を追加して再送します。

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